『edish』プレスリリース発表
しばらくぶりの記事となります。
新型コロナの影響で、定番生産品のオーダーが減り、一部製造ラインでは製造量の調整をしております。ただ、この期間であらゆる試作などに取り組んでおりました。その成果の一つが「edish」です。
最初に「小麦食品の製造過程で生じる、廃棄しているものを使って食器が作れませんか」と聞いたときには、小麦は水に溶けてしまうでしょう…とも思いました。弊社で製造しているコーン紙は、パルプをすりつぶし水をたっぷりと使って抄きつつ成型しています。
それでもチャレンジしてみようと、原料の配合割合をいくつか試し、製造工程の調整などを経て、食器として使える強度と形状をした食器が誕生したのです。
SDGsにも取り組んでいる弊社にとっても、「循環型食器」は高い価値があると考えています。これまでは廃棄していた食物の皮や残渣などが、食器材料となり、食事を食べたら小さくつぶして粉砕し、それが飼料や肥料となって再び農作物の収穫につながる。使い捨て食器はエコではないと思う人もいるでしょう。ですが、農作物の栽培や生育サイクルに組み込まれることで、地球にも優しい素材となれるのです。
これからは実際に多くの人に使ってもらい、より身近なものとして皆さんに知ってもらえればと思います。
『edish』についてのお問合せは下記サイトからお願いいたします。
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