2017年もよろしくお願いします

明けましておめでとうございます。

本年も、独自の技術を活用したもの創りを進めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


今朝(2017年1月6日朝刊)の静岡新聞県内の政治面で、セルロースナノファイバー(CNF)の記事が載っています。パルプの繊維をナノレベルに細かくしたものは、軽くて強いという特性を持っていますが、なかなか製品化には難しい面もあります。

そこでCNFを原料の一部とした商品を、CNFの研究や産業を推し進める静岡県の県庁に展示して、どんなものか知ってもらおうということです。

紙おむつに入ることで、ナノレベルの中でにおい成分をとじこめることができたり、ボールペンのインクの増粘剤としてCNFを使うと、速く書いてもかすれにくく、描き心地がよかったり、という利点があります。

そして、スピーカーの振動板にCNFが入ることで、より軽くなり音の伝達がよくなり、しかも強さももっているので強度も増します。

(記事の写真にも写っています、スピーカーの振動板は弊社で製造したものです。)

まだまだ、コスト面での工夫なども必要なCNFですが、今年も注目されることと思います。

プラス産業だからできることにこだわりつつ、新しいことにも挑戦していく2017年にしたいと考えております。

プラス産業株式会社

日本国内では希少となった振動板(コーン紙)を主に製造する音響部品メーカーです。 音を伝える要となる振動板の原料開発から試作、量産まで、自社工場で行っております。 紙を立体に成型する独自の技術を活用し、これまでにない立体紙雑貨、パッケージ プラスチックに代わる紙製品等の製造にも取り組んでいます。 https://www.facebook.com/plus.ind/