セルロースナノファイバーの成型

新しい素材として注目されている「セルロースナノファイバー(CNF)」。

オンキヨーが昨年秋、ピュアセルロースナノファイバー(CNF)を使ったスピーカー振動板の開発に、世界で初めて成功したと発表しました。

http://www.jp.onkyo.com/news/information/topics/20151102_PR_cnf.pdf 

こちらを振動板に成型したのが弊社プラス産業。 CNFは、木材など植物繊維の主成分セルロースの束をナノメートル(1ミリの100万分の1)単位まで細かく解きほぐした新しい素材。環境への負荷が少なく、鉄よりも軽くて強い(質量は鉄の5分の1、強度は鉄の5倍)といった特長をもっていますが、この特徴をいかしてどういうかたちで活用したらよいか、というのはまだ手探りな状況です。

そんな中で、実用できる工業製品になったのが、CNFの振動板。強さとしなやかさをもつので、従来の振動板よりもより音源をストレートに再現ができ、4Kにも対応する振動板。軽さのあることから最新ヘッドホンやイヤホンにも採用されつつあります。今後も期待!




プラス産業株式会社

日本国内では希少となった振動板(コーン紙)を主に製造する音響部品メーカーです。 音を伝える要となる振動板の原料開発から試作、量産まで、自社工場で行っております。 紙を立体に成型する独自の技術を活用し、これまでにない立体紙雑貨、パッケージ プラスチックに代わる紙製品等の製造にも取り組んでいます。 https://www.facebook.com/plus.ind/